男性へのヒトパピローマウイルスワクチン(子宮頸がんワクチン)の接種が始まります
令和6年度から目黒区の独自事業として、『男性へのヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン接種費用助成事業』が始まります。HPVは子宮頸がんの原因ウイルスとして有名で、すでに全世界で積極的にワクチン接種が行われてきました。HPVは子宮頸がん以外にも中咽頭がん、肛門がん、陰茎がん、膣がんなどの原因でもあり、ワクチンでの予防は重要とされています。
HPVは性的交渉や手指などの接触で感染するウイルスなので、将来のパートナーへの予防策は女性が接種する以上に重要と言えます。
このワクチンで自身だけでなく、女性を守ることができます。
積極的な接種の検討をお願いいたします。
接種費用事業の概要
✓助成の対象者(以下のいずれにも該当する方)
・目黒区内に住所を有する方(住民登録のある方)
・小学6年生から高校1年生相当の男性
✓助成開始期間
・令和6年(2024年)4月1日から
✓接種ワクチン
・4価ワクチン(ガーダシル)
・男性へは2024年3月現在、4価ワクチンのみ承認されています
詳しくは目黒区にお問い合わせください。
参考URL
https://nakameguro-cl.com/news/cervicalcancervaccine/
中目黒診療所 内科・循環器内科
院長 西原崇創