からだの情報
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バターは美味しいけど、ほどほどに
バターやマーガリンが健康に好ましくないことはすでにご存じと思います。そこに含まれる飽和脂肪酸やトランス脂肪酸はLDLコレステロールを上げ、動脈硬化を進めます。それ以外にも発がんリスクを高め、統計的には…
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コレステロール治療の新たな福音
前回の『からだの情報』は認知機能低下の危険因子についてお伝えしました。生活習慣病とされる脂質異常症、特に高LDL血症(悪玉コレステロールが高い)も重要であるとされています。もうすでにコレステロールの薬…
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認知症リスクにあなたはどのくらい当てはまりますか?
認知症は単に年齢による変化というわけではありません。 もちろん、加齢とともに発症リスクは増しますが、実は若いころからの生活習慣などが強く影響していることが分かっています。以前からよく知られている…
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コーヒーの認知機能低下への効能が証明された?
かなり以前になりますが、コーヒーの功罪について書かせていただきました。少なくとも適量(おおむね3杯/日程度まで)であれば、糖尿病予防効果やコレステロール値改善など、複数の効果が期待できます。その中で、…
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今話題の“あのウイルス”について解説します
インフルエンザが猛威を振るう中、中国で流行し、一部報道で話題になっている感染症があります。“ヒトメタニューモウイルス”はRSウイルスなどと並び、感冒様症状の原因となるウイルスで、決して珍しいものではあ…
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忘年会は不整脈にご用心!?
12月に入り、忘年会シーズンになりました。受診されている方のお話を伺うと、例年よりお酒を飲む機会が増えている方が多いようです。楽しく語らいながらお酒を酌み交わすことは決して悪いことではありません。健康…
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なかやま、検脈!
最近は健康志向もあってか、血圧だけではなく脈についても注目されるようになってきています。家庭用血圧計でも脈が乱れている場合のお知らせ機能があるため、患者さんから質問されることも多くなってきています。 …
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タバコをやめると心房細動を予防できる?
心房細動は加齢とともに発症率が増し、生活習慣病や睡眠時無呼吸症、肥満、飲酒などと深い関連があります。喫煙と心房細動について関係を示す論文報告は過去あまりないのですが、最新の論文でその可能性が報告されま…
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新しい心房細動治療ガイドラインからのメッセージ
前回に引き続き、欧州心臓病学会会議(ESC2024)で発表された最新の心房細動ガイドラインについて触れたいと思います。心房細動については自身が不整脈専門医ということもあり、からだの情報でよく触れている…
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新しい高血圧ガイドラインを深読みします
先日、ロンドンで欧州心臓病学会会議(ESC2024)が行われ、その中で新たな高血圧治療に関するガイドラインが発表されました。高血圧というと、基準値や降圧治療後の目標血圧などが注目されがちですが、最も重…
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