長時間心電図記録器(ATパッチ)を導入します
心電図を最大1週間連続記録可能なATパッチ(日本ライフライン)を導入することになりました。
従来、不整脈診断に用いる心電図記録器には24時間ホルター型、イベントモニター、さらには体内に植え込みを行うループレコーダーなど、様々なものがありました。最近では、アップルウオッチなどでも心電図記録が行えるようになり、動悸と不整脈との関連が適切に診断できるようになってきています。
ただ、アップルウオッチは医療機器として認められていないので、正式な診断を別途行う必要がありました。また、ホルター型24時間心電図検査をお受けになった方ならご存じと思いますが、医療機器は『手軽さ』と『検査の有効性』とのバランスが悪いという問題がありました。
最近ではこの問題を大きく改善できる可能性のある心電図記録器が次々と使えるようになってきています。その中で当院ではATパッチを導入いたしました。非常に小さな記録器で最大1週間連続記録することが可能です。シャワーなども浴びることができ、生活上もほとんど気にならない程度の大きさになっています。主に心房細動など特殊な不整脈の診断や治療後の評価に用いられます。
当院は町の小さなクリニックですが、最新の診断機器としっかりとした診療内容で皆様を支えてまいります。特に心房細動でお悩みの方は是非ご相談ください。
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中目黒診療所 内科・循環器内科
院長 西原崇創