インフルエンザワクチンをお受けいただけます(予約受付中 10月2日から接種開始)
新型コロナ感染症の流行はまだまだ続いています。ただその裏で、インフルエンザも流行していたことをご存じの方は少ないと思います。今後、秋から冬に向け、予防がさらに重要になります。
ワクチンのウイルス株はWHOの推奨や昨年の流行株とヒト血清抗体との反応性や製造効率などをもとに厚生労働省指導の下、製造されます。
2023年度の選定株は以下になります。
A型株 A/ビクトリア/4897/2022(IVR-238)(H1N1)
A/ダーウイン/9/2021(SAN-010)(H3N2)
B型株 B/プーケット/3073/2013(山形系統)
B/オーストリア/1359417/2021(BVR-26)(ビクトリア系統)
このように毎年A型とB型を混合した形で製造されています。
また、従来接種が控えられていた卵アレルギーを有する方については、インフルエンザワクチンによるアレルギー反応と卵による反応は別物と考えられることから、アナフィラキシーなど、重度のアレルギー反応の既往がない限り接種可能と判断されるようになりました。ご心配の方は当日接種の可否を判断させていただきますので、予診票に必ず記載ください。(Remi Gagnon, et al., JACI, 126, 317-323, 2010.)
費用について
自費:3500円
東京都総合組合保健施設振興協会(東振協)加盟:3000円
いずれも10月2日(月)より接種開始になりますので、お電話(03-6303-3263)もしくは窓口で事前にご予約ください。
当院では今年から一般成人のみ受付いたしますので、ご了承ください。
一般的な接種回数について
13歳以上:0.5ml/回(シーズン1回)
3歳以上~13歳未満:0.5ml/回×2(シーズン2回)
6か月以上~3歳未満:0.25ml/回×2(シーズン2回)
*初回から2回目接種までは最低2~4週間程度あけるようにしてください。
予診票を事前にダウンロードいただき、ご記入いただいておくと当日スムーズです。
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インフルエンザワクチンQ&A
Q:今年のワクチンはどのようなタイプですか?
A:毎年、厚労省で検討され、A型とB型を含むものが作られています
Q:いつまでに接種することが望ましいか?
A:流行前に接種を終了することが望ましいので、年内にはお受けください
Q:妊婦や授乳婦でも接種可能ですか?
A:可能です。かかりつけの婦人科や小児科で事前に了承を得てください。
Q:初めて接種するが大丈夫でしょうか?
A:当日予診票を記載いただき、医師が接種の可否を判断させていただきます。
Q:アレルギー体質だが接種できますか?
A:予診票を参考に医師が可否を判断させていただきます。
Q:コロナワクチンを受けたばかりだが、どうすればよいでしょうか?
A:海外では同時接種も行われるようになってきています。ご心配であれば、先行して受けたワクチンの副反応から改善した後、もしくは2週間ほど間隔をあけて接種のご検討をされてください。
Q:小児だけ接種をうけることは可能ですか?
A:当院は小児科ではございませんので、お受けできません。
Q:小児のように成人でも2回接種できませんか?
A:当院では1回のみの接種をお勧めしています。
Q:区から接種クーポンが届いています
A:接種当日に必ずご持参ください。
Q:費用はいくらになりますか?
A:自費(任意)の方3500円、東京都総合組合保健施設振興協会(東振協)加盟の方3000円になります。ご不明な点がございましたら、お電話(03-6303-3263)ください。
中目黒診療所 内科・循環器内科
院長 西原崇創