日本不整脈心電学会に参加して参りました
先週末、休診にさせていただき、金沢で行われた日本不整脈心電学会へ参加して参りました。学会参加の意義は先進医療の情報や今後の方向性をいち早くキャッチすることや、友人知人との交流、また先端医療機器に実際に触れることができるなど、多くの意味があります。
私の専門である循環器不整脈領域はまさに日進月歩で、論文を読んでいるだけでは得られない貴重な情報を学会で得ることができます。
最近よく聞かれるエビデンスは学会発表やその論文がもとになりますが、学術的に高度なエビデンスを皆さんどのように還元するのか、分かりやすく情報提供するにはどうすればよいのか?患者さんと高度医療を適切につなぐにはどうすればよいのか?を考えていく必要があります。
医療は日々進歩しているので、私どもがそれを怠ると、実際の医療と一般の方とのギャップが広がってしまうことになります。今後も適切な医療を提供できるよう、開業医にもできることはたくさんあります。怠ることなく、真摯に努力していきたいと思います。
中目黒診療所 内科・循環器内科
院長 西原崇創