今さらかかりつけ医で聴診?
最近、『かかりつけ医で心音チェック』というフレーズのコマーシャルをご覧になった方もいらっしゃると思います。今さら聴診器で心音チェックなんて必要なの?と思われた方もいるのではないでしょうか?
心臓は血液を全身に送るポンプですが、心臓内のそれぞれの部屋(心房および心室)を間地切るドアのような役割の“弁”という構造物があり、その異常が弁膜症になります。弁に異常があると、血液の流れが乱れるので雑音が生じます。その雑音を聴診器で診断する、というわけです。
一般に心臓病は加齢とともに頻度が増す傾向にありますが、弁膜症は若い人にもあり、見落とされがちです。弁膜症は初期の段階ではまったく症状はありませんが、徐々に心臓へ負担が増し、心不全準備段階から心不全に至ります。息切れなどの症状が出てからでは病状がかなり進行していることもあり、早めに診断し、定期的なチェックを受けることが必要になります。適切な診断、適切な薬物治療、そして適切なタイミングで手術やカテーテル治療を行えば、日常生活を遜色なく送ることができるようになってきています。
当院では、専門医による聴診はもちろんこと、専門性の高い心臓超音波検査も専門技師が行っています。大きな病院に受診しなくても気軽にご相談いただくことが可能です。
まさに、『かかりつけ医で心音チェック』を気軽にご相談ください。
参考
https://www.benmakusho.jp/cm/
中目黒診療所 内科・循環器内科
院長 西原崇創