2022年06月20日 からだの情報

健康食とはどのようなものでしょうか?

中目黒診療所キャラクター

からだに良い食事とはいったいどのようなものでしょうか?
ガンにならない? 心臓病になりにくい? 寿命を延ばす? もしくは日々元気に過ごすことができる?・・・からだに良いとはそもそもどのようなことを言うのでしょうか?

“食”は栄養を摂るための唯一の方法ですが、日々に潤いを与え、人とのつながりを深め、気分転換にもなる素晴らしい機会を与えてくれるものでもあります。ですので、つい食べ過ぎ、飲みすぎにもなりやすい・・・。まさにそれは福音を与えているくれる神のようでもあり、ある意味悪魔的であるとも言えます。

ここではまず、健康食とされる日本食、地中海食などについて考えてみましょう。

日本食(Japan diet)
現代の日本人とは異なり、しばらく前までは肉や脂、乳製品などの摂取量が多すぎず、魚、大豆、海藻、根菜類など植物性食品を多く摂取していて、動脈硬化予防に効果があると考えられています。しかし、一見理想的とされる日本食ですが、塩分摂取量が多いことや炭水化物摂取量の比率が高くなりやすく、白米が主体であること、調理法として煮汁を捨てることによるミネラルや繊維の喪失などは工夫が必要と言えるでしょう。

地中海食(Mediterranean diet)
健康食の代表とも言えるものです。野菜や魚、主菜は豆類や全粒穀物を摂り、ナッツや果物もバランスよく摂る食形態です。オリーブオイルなどには一価不飽和脂肪酸が豊富であることや、魚やナッツにも不飽和脂肪酸が豊富に含まれるのが特徴です。また、全粒粉は様々なミネラルやビタミン、繊維などを多く含んでいます。魚なども過度な調理はせず、果物もジュースではなく皮などを含めた普通の状態で摂ることが重要です。

DASH食(Dietary Approaches to Stop Hypertension)
地中海食にかなり近い内容ですが、豆類、全粒穀物、果物、野菜をバランスよく摂り、低脂肪食品を心がけます。飽和脂肪酸とコレステロールおよびナトリウム摂取量を抑えるようにします。果物、野菜、全粒穀物などに含まれた繊維やミネラル(カリウム、マグネシウム、カルシウム)などが血圧改善に有効とされています。

これら健康食のポイントは
✓肉より魚が主体であること
✓豆類や野菜などを豊富に摂ること
✓全粒粉や玄米など精製された穀物ではないこと
✓脂肪摂取の主体が不飽和脂肪酸であること
✓過度な調理を行わないこと
このあたりが大切なポイントであると思います。

普段の食事内容を振り返っていただき、少しでも参考になればと思います。ただ、オリーブオイルや穀物の摂りすぎは全体の摂取カロリー過多になり、肥満の原因になります。肥満は生活習慣病になりやくなるので、摂りすぎには十分に注意しましょう。
次回は健康食についてもうちょっと深く掘り下げて、その後コレステロールの話に戻りたいと思います。

https://www.dietaryguidelines.gov/
米国のサイトですが、食事療法全般について大変参考になりますので、関心のある方はのぞいてみてはいかがでしょうか?

今回ご紹介するお店は、
TRAVELERS FACTORY NAKAMEGURO
https://www.travelers-factory.com/
になります。駅から路地裏をしばらく歩くと店があります。店内には気の利いたバッグやノートなどが置かれています。頼んだコーヒーを飲みながら店内散策などするとちょうどよい気分転換になりそうです。

中目黒診療所 内科・循環器内科
院長 西原崇創

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